研究: 新生児の食事が心臓病を予防する

ロンドン小児衛生研究所のアトゥル・シンハル氏とアラン・ルーカス氏が率いる医師たちは、1980年代に早産で生まれた成人200人以上を検査し、栄養学的研究に参加した。対象には、早産ではなく通常通りの栄養を与えられた61人の若者も含まれていた。

研究者らは、研究参加者を対象に、糖尿病のリスク指標と考えられるホルモン、インスリンの前駆体の量を測定した。結果: 早産でほとんど栄養を与えられなかった成人では、インスリン前駆体の血中濃度は、それまで十分に栄養を与えられていた乳児よりも有意に低かった。したがって研究者らは、後者は糖尿病や心臓病のリスクが高い可能性があると結論付けている。

この結果は、少なくとも全出生数の6パーセントを占める未熟児には当てはまるだろうとルーカス氏は言う。正常な出産の場合、軽度の栄養失調と心臓病の予防との関係を実証するには、さらなる研究が必要となるだろう。しかし、その場合、乳児への授乳に関する推奨事項は調整されるべきだと研究者らは言う。たとえば、母乳の脂肪がまだ少ない生後最初の数日間は、母乳育児が特に健康的である可能性があります。